○はじめに
WinTPCは、近年VDI用エンドポイントとして検討される
ケースが増えています。ここでは、WinTPCのメリット、
デメリットは、何があるのか? では、デメリットの解決方
法は、あるのか?といった観点からVDI用エンドポイントと
しての「T4」をご紹介しています。
○ターゲットユーザー層
●シンクライアント専用端末は使いたくないと思われてい
る方。
●VDIを導入予定、もしくは導入している方。
●VDI端末のコストを下げたい方、既存パソコンを使いた
い方。
●VDI端末の管理、メンテナンスを簡単に行いたい方。
(VDI端末の管理を管理コンソールソフトから一括に行え
ます。)
●WinTPCを使っているが、書き込みができてしまうの
で、不安な方。
●WinTPCを使っているが、Windowsアップデートなど管
理が難しいと感じている方。
○既存パソコン+WinTPCのメリット、デメリット
メリットは、
1.FatPCなので、端末の種類が豊富である。
2.既存パソコンが利用できる。
3.Windowsライセンスが安価である。
デメリットは、
1.書込みができる設定だとセキュリティーが低く、大変
危険です。
2.書込み禁止設定にするとメンテナンスの負荷が大きい。
※書き込みができる設定にするとWindowsアップデート
などの管理は簡単だが、セキュリティーが甘く下がって
しまう。逆に書き込みができない設定にするとWondows
アップデートなどの管理、メンテナンスに手間がかかり
難しくなってしまう。

○デメリットを抱えたまま
での運用は?
・WinTPCを書き込みでき
る設定で運用すると
いくらVDIの端末
でもWinTPCを書込み可能な状態
で運用すると、基本はWindows 7 なので、書込みが
可能となり、情報漏洩につながる為、大変危険です。
※書き込めてしまう為、危険な状態!!

・WinTPCを書込み不可
状態の設定で運用すると
WinTPCを書き込み不可
の状態で運用する
と、Windowsをアップデー
トするには、SCCMを購入
する必要があり、さらに
メンテナンスに手間がかか
り、難しくなる。
メンテナンスに手間がかかるからといって、ウィルス対策
ソフトがインストールされていないと踏み台にされるケースも
あります。
○WinTPCのデメリットの解決方法
『ROM化クライアントT4』をインストールすることで、解決!!
●インストール時間は2〜3分で終了
ーーー> 作業は簡単
●HDDには、書き込みができなくなり、安全に運用可能
ーーー>安全性が向上
●USBポートも制限され、端末が安全に!
ーーー>安全性が向上
●Windowsのアップデートも自動!
ーーー>メンテナンスが向上
●ウィルス対策ソフトに対応し安全性を高めます。
ーーー>安全性が向上
●ウィルス対策ソフトのアップデートも自動
ーーー>メンテナンスが向上
●ログなどの保存も可能ーーー>安全性が向上
●端末の状態を集中監視が可能
ーーー>メンテナンスが向上
●「T4 for WinTPC」のアップデートもサーバーから
配信可能ーーー>メンテナンスが向上
※「T4」用管理コンソールを使うと、端末の状態を集中監
視することができます。
管理コンソールで端末を管理するとメンテナンスが向上し
安全性が向上します。
○書き込み禁止状態のWindows Thin PCと「T4 for Win
TPC」の比較表
|
|
ThinPC |
T4 |
1 |
WindowsUPDATEの対応 |
手間がかかる |
簡単 |
2 |
ウィルス対策ソフトの動作、アップデート |
手間がかかる |
○ |
3 |
特定保存フォルダへの書込み |
手間がかかる |
簡単 |
4 |
特定ファイル、フォルダの特定時間で消去 |
? |
○ |
5 |
端末の状態監視 |
? |
○ |
6 |
ドライバーソフト自身のアップデート |
難しい |
簡単 |
|
WindowsとT4を組み合わせた場合 |
|
|
1 |
パワーポイントなどOfficeソフト動作 |
? |
○ |
2 |
電波の届かない場所でのプレゼン、運用など |
? |
○ |
○Windows7と『ROM化クライアントT4』を組み合わせると、

通常のWindowsと組み合
わせでは、
パワーポイント
などMicrosoftOfficeが
使えるので、電波の届かな
い地下での
プレゼンが可能になります。
電波の届かない地下室で
のプレゼンテーション