ROM化クライアントとは?
ROM化クライアント概要
ROM化クライアントは、HDDに書込みをせず通常のPCと同様にクライアントで動作処理を行います。 一般的にサーバーベースのシンクライアントでは、サーバー側でWindowsが動作するに対し、ネットワークブート方式では、実際のWindowsはクライアントで動作します。 それと同様にROM化方式はクライアントで動作するため、ネットワークブート方式に近いシンクライアントと言えます。 ネットワークブート方式においてはWindows OSをネットワークからロードしますが、ROM化方式では、Windows OSやアプリはROM化の状態で存在します。 その為ROM化クライアントはネットワークブート方式に比べてネットワークの負荷がかからず起動も早く安全なシンクライアントと言えます。
危険! パソコンの内蔵ディスクにはデータが残ります。
ウィルスやランサムウェアに感染する恐れがあります。
安全! ROM化でデータは残りません。
常にクリーンな環境で利用できます。
・既存のPCにソフトウェア(ROM化クライアントT4)をインストールするだけ簡単に1台からでも導入が可能です。
・低コストで簡単に導入が出来てPCにはデータが残らず、Windowsアップデートや指定したアプリケーションの更新はいつも使っているPCと変わりなく使用出来ます。
・管理コンソールからPCの状態の管理やメンテナンスが出来ます
・無料評価用貸出機キャンペーン中
製品名:ROM化クライアントT4
導入をご検討の方は、無料でデモ機を貸出しております。お気軽にご相談下さい。
・ユーザー様のご要望にカスタマイズしたROM化クライアントT4の提供も可能です。
弊社の独自開発商品の為、自社で追加機能や変更を行いユーザー様毎にカスタマイズした環境を提供することが可能です。
持ち出しPCのセキュリティ対策について
テレワークやリモートワークなど職場環境が変わり会社外でもPCを持ち運ぶことが増えてきました。
PCを社外に持ち出した時に、PCの紛失や盗難によるデータの外部への情報漏洩を防ぐ為のセキュリティ対策が必須となります。
T4管理コンソールからROM化端末のT4クライアントソフトのアップデートやWindows10のメジャーアップデートが可能。メンテナンスなどの柔軟な対応が可能に。
また、ROM化端末のモニタリングや、保存期限を設定してのデータ保存が可能!
今、在宅勤務(テレワークやリモートワーク)など職場環境が変わり会社外でもPCを持ち運ぶことが増えてきました。 もし、パソコンに重要情報が残っていて盗難・紛失などで情報漏洩してしまったら大きな被害をもたらすだけでなく、顧客や取引先へも波及し、信用の失墜をもたらします。 また、比較的規模の大きいVDI導入には導入コスト、運用コストが高価になったり、端末やサーバーの準備などにかなりの負担が必要となります。 そんな負担をROM化クライアントT4では、既存のPCにROM化クライアントT4を導入することで低価格でPCにデータを残さないシステムを構築し高いセキュリティーを確保して運用することが可能となります。 ROM化クライアントT4製品の概要をご紹介します。
情報セキュリティー対策
シンクライアント製品の概要説明動画
ROM化クライアントT4商品構成
T4エンタープライズ クライアントソフト
型番: T4E-CL 定価: 50,000円 (税別)
ROM化用インストールソフトです。ライセンスが付与されたPCにこのソフトをインストールするとクライアントがROM化されシンクライアント化されます。システムで1本必要となります。ライセンス数が1本でも1,000本でもクライアントソフトは1本の購入となります。 Windows10 各エディション(32, 64bit版)、Windows11 各エディション(64bit版)対応
→詳細を見るT4エンタープライズ クライアントライセンス
型番: T4E-R 定価: 20,000円 (税別)
クライアントPCにライセンスを与える時に必要となります。USB型ライセンスキーとして販売されます。1本のUSBライセンスキーにオーダーされたライセンス数が入っています。 ライセンスを複数のUSBライセンスキーに分割することも可能です。
T4エンタープライズ 解除キー
型番: T4E-KEY 定価: 20,000円 (税別)
アプリケーションソフトの追加などで、ROM化を解除したいときに必要となります。ROM化を解除するPCのUSBに挿入して解除します。 ROM化の解除はこの解除キーが管理コンソールのどちらかで解決します。主にシステム管理者が管理使用します。
→詳細を見るT4エンタープライズ 管理コンソール
型番: T4E-MC 定価: 198,000円 (税別)
ネットワーク経由で、クライアントの管理を行います。ROM化されたクライアントのホスト名、IPアドレス、ROM化状態、ライトエミュレーションメモリの使用状況、メモリ残量が表示されます。 また、クライアントを指定してROM化の解除、シャットダウン、リブートがこの管理コンソールから行うことができます。
シンクライアントの代替で使用することも、併用することも可能
シンクライアントの種類も数多く存在します。「ROM化クライアントT4」は、シンクライアントの代替として運用することもできますし、画面転送などのシンクライアント端末のOSとして使用することも可能になります。 一般的な画面転送タイプのシンクライアントでは、データをダウンロードすることは禁止することが通常の設定ですが、「ROM化クライアントT4」では、ダウンロードしたデータを加工したり、プレゼンしたりすることも可能です。 つまり電波の届かない場所などには、データをダウンロードして使うことも可能になり運用範囲は広がります。ダウンロードしたデータはRAM上に展開されるだけなので、電源を切ることによりデータは一切残ることはありません。
導入するシステム、会社のポリシーによってさまざまな状況が考えられますがその状況に適した組み合わせで幅広くニーズにお答えできる製品となっております。 また、全て国内での自社開発です。情報セキュリティー対策を強化して安心安全にご使用が可能になります。
こんなユーザーに最適です。
- 社外でノートPCを使いたいが情報漏洩などの関係で使えない方。
- 画面転送型で出先でセッションが途切れて使えない方。
- Windows PCの使用環境をほとんど変えたくない方。
- 低予算でシンクライアントシステムを実現したい方。
- CADやグラフィック系のシステムをシンクライアント化したい方。
- 個人情報を扱う営業マン用シンクライアント対応モバイルPCとして。
- 派遣社員を抱える企業向けシンクライアントPCとして。
- 災害対策や在宅勤務向けに。
ROM化クライアントその他の特徴
- 画面転送シンクライアントに比べてストレスはありません。
通常のPCを使用しますので、入力や表示の遅れもなく、ストレスなく使用できます。 - クライアントにはデータは一切残りません。
クライアントには一切書込みできないので、情報が残らず情報漏洩を防ぎます。ハードディスクに書き込まないということはシンクライアントとして最も重要なファクターです。 - ネットワーク負荷を軽減!!
Windows、アプリケーションなどの起動は内蔵されたROM化メディア(書換え不可)で起動する為、画面転送型やネットワークブート型などのシンクライアントと比較してネットワークの負荷を大きく軽減します。 - モバイルなどでネットワーク環境が悪くても運用可能。
画面転送型などでは、ネットワーク環境が悪い場合や、セッションが途切れて使用できないなどの場合でも、必要データだけダウンロードされていれば、通信が途切れてもプレゼンテーションや作業などは可能です。 - 指紋認証など周辺機器が使用できます。
通常のWindowsを使用しますので、指紋認証や静脈認証などの認証機器をそのまま使用することができます。 - ハードディスクが ”ROM化” 状態で運用できます。
ネットワーク環境が切れても一時的にRAM領域で作業できます。ネットワークに接続しデータは瞬時に削除されます。(端末には情報、データが一切残りません) - 専用サーバーを必要としません。
シンクライアント管理ソフトは、既存サーバー上で動作しますので、画面転送型のようなシンクライアント専用サーバーの構築や運用、メンテナンスの手間、費用が発生しません。 - ドットプリンタなど現在のハード、ソフト環境がすべて使用可能。
他のシンクライアント環境では、使用できないプリンタやソフトがありますが、このモバイルシンクライアントT4では、すべてのプリンタやソフトが問題なく使用できます。